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概要

kanichi23

田中 義晃( 51期・H11年卒) 第51期・田中 義晃です。松坂世代と言われて20年。いま私と同じその世代の有名なプロ野球選手が今年引退しているのを聞く。20年という月日の長さを感じる。51期生として現役時代の象徴といえばやはり甲子園しかない。すべては、大津にある皇子山公園での高校野球秋季近畿大会の応援から始まった。私は、ある先生の声かけでその年の秋に生徒会へ入った。その一週間後ぐらいに当時生徒会中心でカイザー部を立ち上げ、応援にバスで向かった。それからというもの、アメフト部のクリスマスボウルで川崎へ、正月にはサッカー部の全国選手権で横浜へ、その後も野球部の春夏甲子園出場、拳法部の日本一など数多くの運動部の活躍があった。その「関一旋風」の様子は、改めて第50回及び第51回卒業式の送辞や答辞の自分の文章を振り返っても述べている。また、いま読み返すと高校3年生の年は共学としてスタートした年でもあり、秀麗館という新しい体育館のこけら落としが自分たちの卒業式でもあった。関大一高の長い歴史の中で節目の年に自分たちが現役生活を送ってきたことを改めて感じる。当時関大一高同窓会からも多大な寄付等ご協力をいただき、自分たちは生活していた。いま卒業して20年が経ち、後輩たちがまた新しい歴史を変わらない学舎で刻んでいる。恩師の先生の言葉に「名前を変えることはできても出身校を代えることはできない」がある。共に学んだ友人たちとこれからも母校関大一高の益々の発展を祈念している。後藤 淳平・福徳 秀介(54期・H14年卒) 【後藤】 関西大学第一高等学校同窓会創立70周年おめでとうございます。 いまジャルジャルとして活動できているのは高校の3年間があったからです。ラグビー部に入り、相方の福徳と出会い、同じ時間を過ごす中で自分の夢が見つかりました。当時よく福徳と2人で保健室で遊んでいましたが、その時間がジャルジャルの原点です。 当時の友達や、キャラクターの濃い先生達はいまだにネタで使わせてもらっています。ラグビーの試合で130-0で負けた話も、皆さんとても笑ってくれます。色々な思い出を胸に抱きながら、阪急電車で横を通る時はいつも食い入るようにグランドを見ています。 これからも同窓会が末永く続いていくことを願っています。【福徳】 関西大学第一高等学校同窓会創立70周年おめでとうございます。お笑い芸人のジャルジャルの福徳秀介と申します。 僕たちジャルジャルは1999年に関大一高のラグビー部で出会いました。そこから一気に仲良くなり『お笑い芸人になろう!』と夢見ました。関大一高で過ごしたゆとりある日々は宝物です。ゆとりある日々が夢を芽生えさせてくれました。『本当にありがとうございます!』と大声で叫びたいくらいです。 本当にありがとうございます!!!!!同窓会70周年に寄せて松田 綾子(55期・H15年卒)  関大一高にチアリーダー部ができて、今年で12年目となりました。 今回、同窓会70周年の記念式典によんでいただき、皆様の前で応援歌や関大マグマを披露しました。初めは緊張していた生徒達も、同窓会の方々が“がんばれ”と応援してくださったおかげで、緊張も解れ、あたたかい空気の中演舞させていただくことができました。 たくさんのご声援、手拍子、本当にありがとうございました。 関大一高チアリーダー部の卒業生は、約160 名にもなります。大学でもチアを続けるメンバーが多く、現在関大チアリーダー部は約60 名おりますが、その半数は一高出身者という一大勢力です。学校行事、応援活動と多忙な日々を過ごす彼女達ですが、これだけ必要とされていることは、とても嬉しいことです。一つひとつが学生の間にしかできない貴重な経験であり、人生の糧になります。 これからもたくさんの人に、笑顔・元気を届けられるように、そして関大一高をさらに盛り上げていけるように頑張ります。ありがとうございました。 時の流れに身をまかせ永田恵津子(59期・H19年卒)  こんにちは。共学7期生の永田恵津子です。現在は関大一中・一高に戻り、教諭として勤務しています。一中では私が学生時代だったころと比較すると、ずっと変わらない懐かしいものもあれば、内容がガラッと変わった新鮮なものもあります。体育大会の大行進や民謡踊りは、今も変わらず、若い世代も本番に向けて一生懸命練習に励んでいます。一方で、沖縄研修旅行は沖縄本島だけであったのに対して、現在はドラマ「ちゅらさん」の舞台となった小浜島を拠点に八重山諸島でアクティビティを行います。私は中学3年生の担任をしており、本年度、引率教員として参加させていただきました。青い海でのシュノーケリングや秘境の川をカヤックで進む、などの体験を通して環境学習を行ったり、平和学習として沖縄戦で住民の方々の避難場所となったガマを訪れたりと、内容は盛りだくさんです。生徒が様々なものに触れ、肌で感じ、学生時代に積み重ねたかけがえのない経験をすることが、次世代を牽引するリーダーを生み出していると思います。一中生の計り知れないエネルギーは、昔も今も変わらず、途切れることなくあふれ出しています。中嶋  透(61期・H21年卒)  関大一高同窓会創立70周年、誠におめでとうございます。   私は61期生ですが、卒業から約10年が経ちました。一高での日々を社会人となった今改めて思い返しますと、進学のための勉強よりも、“人として必要なこと”を教えて頂いたと思います。規律を重んじながらも生徒の自主性も尊重するという、素晴らしくバランスのとれた環境でしたし、先生方も人間味あふれる方々ばかりで、職員室に呼ばれて怒られたことも今となってはいい思い出です(当時は理不尽だと思っていましたが、、、(笑))。 私は今、国内外で不動産開発に携わっており、多くの利害関係者を巻き込みながらプロジェクトを推進する立場ですが、一高で培った多くのことが活きていると実感します。「大学の併設校ならではの「のびのびとした環境」のもと、規律も重んじながら、生徒に自ら考えて行動させる」という一高独自の雰囲気・文化は他にはない貴重な環境だと思います。これからもずっとその貴重な文化が続いてほしいですし、私も同窓生の一人として何かできることがあれば支えていきたいと思います。改めて、70周年おめでとうございます。KANSAI UNIV. DAI-ICHI12 KANSAI UNIV. DAI-ICHI