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概要

kanichi23

「関一36会」から関大一高同窓会の70周年によせて藤堂 秀夫( 13期・S36年卒)    関大一高同窓会70周年記念をお祝い申し上げます。 私たちは、昭和36年3月卒業の第13期生です。この会は、昭和63年頃に有志が集い、恩師との交流を含めた同窓会を開こうとの呼びかけで始まりました。 第1回目には約150名が集い懇親を深めました。招待した恩師も10 名ほどお越しいただき、盛会のうちに終了いたしました。その後は、2年に1回の頻度で集まり、60歳の還暦を過ぎてからは、ほぼ毎年開催し、現在に至っております。 参加人数も最盛期の100名から現在では20名未満とさびしくなりました。判明している物故者は、恩師を含めて50名程度となり、役員も約10名の方々がお亡くなりになり、今後の開催は有志のみとなることを懸念いたしております。 一高の70周年の思い出としては、私たちは昭和33 年から36 年までの3年間在籍したのですが、その間にあった大きな出来事としては、2年生の時にそれまでの丸刈りから、佐藤信夫(スケートでオリンピック出場)、古山信直(ボーイスカウトで国際ジャンボリーに出場)2名の国際大会出場が決定したために、長髪許可が出たことでした。また、制服も灰色の詰襟学生服に初めて制定されました。その後平成2年にはブレザーになった、と仄聞しております。関大一高同窓会奈良倶楽部より 上阪 宏和( 30期・S53年卒)  同窓会創設70周年おめでとうございます。 私事ですが、思い出深い学舎を30 期に卒業し、早や40 年が過ぎました。当時奈良県から、あの誇り高きグレーの制服(愛称:墓石(はかいし)とも呼ばれるらしいですが)を着て、朝は家を6時台、冬期では日の出前に出て鉄道を乗り継ぎ、約1時間半をかけて通学したのを今でも時折思い出して、よく通ったなと懐かしさを感じます。卒業以来母校を訪れる機会がほとんどなくいつか「行こう」が現在に至っています。 さて、奈良では「関大一高同窓会奈良倶楽部」が10周年を迎える事になりました。当初10 名程の有志により発足され、現在70名余りの方々にご参加いただいています。メンバーの年層は幅広く、県内広い地域からお集まりいただいて、年1回の総会をはじめ、年2回の定例親睦ゴルフコンペ、新年会、若草山山焼き観賞会、魚釣り会、旅行会など、ほぼすべてに酒席を伴う「呑兵衛族」の集会と化した多種多様なベントを開催しています。一高出身と言うだけで集まり、年齢に拘らず他にない親近感と、言葉では表せない「同じニオイ」のような同胞感は、一高出身者のみが享受できる素晴らしい絆だと思います。奈良にお住まい又はお勤めの方でしたら、ぜひ覗いてみてください。 最後になりましたが、母校並びに同窓会様の今後益々のご発展を祈念申し上げます。杉本 仁嗣( 40期・S63年卒)   2017年6月24日に40期関大一高空手道部で恩師の西山孝一先生を囲み、昔話で盛り上がりました。卒業してから30年以上になりますが、関大一高時代が昨日のことのようでした。 当時の思い出は、やっぱり部活動がほとんどです。景風館で練習後に先生が雑炊を作ってくれて皆で寒い中食べたり、全員手をつないで1000回スクワットをしたり、コンクリートの上で拳立(腕立て)をしたり、どれもよい思い出です。 写真は、1987年5日5日に全国大会で熊本に遠征した時のものです。試合そっちのけで、馬刺しを食べたり、阿蘇山に登ったり、肝心の試合のことは全然覚えてないですね。あと、当時は男子校でしたので、他の学校の女子部員に声をかけて遊んでました。今思うと、この遠征もそうですが、休日も四六時中生徒のことを第一に考えてくださっていた顧問の西山孝一先生には本当に感謝しかありません。もう退職されましたが、今でも練習や試合には、顔を出してくれています。西山先生!いつまでもお元気でいてください!! 最後になりましたが、関西大学第一高等学校同窓会70周年おめでとうございます。運営にご尽力いただいている役員の皆様に感謝申し上げます。 シュガーランド・スキーターズ(2018年シーズン) 久保 康友(51期・H11年卒)  関西大学第一高等学校同窓会創立70周年おめでとうございます。 私は現在、アメリカのプロ野球独立リーグのアトランティックリーグにあるシュガーランド・スキーターズに所属し現役で野球を続けています。 関大一高を卒業後は、松下電器に入社し社会人野球経験後、千葉ロッテマリーンズ、阪神タイガース、横浜DeNAベイスターズを経てアメリカへ渡りました。日本の社会人野球6年、プロ野球13年を経験しましたが、現在も高校生の時と同じような気持ちで純粋に野球を楽しんでいます。これは本当に幸せなことです。 関大一高時代は、故尾崎光宏先生の下で野球に打ち込み、3年生の春に甲子園で準優勝することができました。思い出だけではなくこの時の礎で、今の私があると強く感じています。本当に良いメンバーに恵まれ、あまりプレッシャーを感じることなくのびのびと試合に臨めたのが、好成績の要因と思います。甲子園準優勝後も決して天狗にならず、「実るほど頭を垂れる」という故尾崎先生の言葉は今も忘れられません。 最後になりましたが、関西大学第一高等学校と同校同窓会の益々の発展を祈念し、創立70周年のお祝いの挨拶とさせていただきます。OB・OGからのメッセージKANSAI UNIV. DAI-ICHI 11